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Probook450にM.2 SSDを追加してみたお話

セールで安くなっていたSSDを買って、愛用PCのProbook450に挿してストレージの容量増加を図ってみたお話です。

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PCの容量がパンパン

長年使ってきたHPのProbook。

大したメンテナンスもせずにずっと使い続けてきた結果、もともと搭載されていたハードディスクの容量がいっぱいになってきてしまいました。

445GB中、空き容量はなんと19GB。ドライブの表示の色も赤くなってしまっています。

以前はNASをデータ保存用に使っていたのですが故障してしまって、今は全部PC本体のハードディスクに保存するようになったのがマズかった…

そんな折、AmazonでSiliconPowerのSSDが少し安くなっていたので、ちょうどいいやと買ってみることに。

…というわけで、今回はPCにSSDを増設する手順のお話です!

ちなみに、M.2というのはSSDの規格のことだそうですね。
私は以下のドスパラさんの記事で勉強しました!

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準備

SSDの増設にあたって必要なものがいくつかあるので、始める前に準備しておきましょう。

SSD

とにかくSSD自体がなきゃ話が始まりませんね。色んなメーカーから発売されているので、好きなメーカーのものを選んでください。

私はSiliconPowerが好きなので、たまたまAmazonでセールをしてたという理由もありますがお気に入りメーカーSiliconPowerのSSDを購入しました。(後述しますがネジはついていません)

ミリネジ

SSDはPCに挿したあとネジで留めておくようになっているのですが、私の買ったSSDにはネジが付いていなかったので、後日Amazonで注文してSSDとは別で手に入れたのでした。

ネジ付きで売っているSSDもあるかもしれませんが、おそらくたいていはネジ無しだと思うので、これからSSD増設を予定している方はネジも買っておくといいと思います。

なお、『ミリネジ』とか『SSD 増設 ネジ』などのキーワードで検索すると出てきますよ。

私が後から慌てて購入したミリネジはこちら。

精密ドライバー

PCの裏蓋を開けるのってたいてい特殊なドライバーが必要だと思うのですが、Probook450はプラスドライバーだけで蓋が外せるようになっています。

とはいえ、ネジは小さいので、普通の工具のドライバーでなく精密ドライバーでないと難しいかも。

私は以前に100円ショップで購入した精密ドライバーセットで済ませてしまいましたが、特に問題なく裏蓋の開け締めができましたよ。

ヒートシンクはつけるスペースがない…

ヒートシンクという冷却部品も購入してあったのですが、いざSSDに取り付けてみたらPCのケースからハミ出てしまって蓋が閉まらず、装着を断念しました。結構薄いやつだったんだけどな…

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Probook450にSSDを増設する手順

SSDをPCに挿す

必要なものを揃えたら、早速SSDをProbook450に増設しましょう!

  • STEP 1
    PC裏側のネジを緩めて、裏蓋①を外す

    Probook450は、裏返すと真ん中あたりに小さいネジが一つあります。

    これをプラスドライバーで緩めると裏蓋が少し浮いてくるので、ネジが回りきってカチッと音がするぐらいまで緩めたら、裏蓋の隙間に指をかけて取り外しましょう。

  • STEP 2
    下側の裏蓋②を外す

    裏蓋が外れるとメモリスロットなどが剥き出しになりますが、今回SSDを増設する場所は左下の蓋に隠れている部分。

    なので、この蓋を留めているネジも先程と同様にカチッと音がするまで緩めて…

    浮いてきたところに指をかけて外します。

  • STEP 3
    SSDをスロットに挿す

    やっと、SSDを挿すためのスロットが出てきました。

    今回はHDDからSSDへの換装ではなく、M.2 SSDの増設ですので、取り外すものは特にありません。

    SSDをスロットに斜めに差し込んで、端子とは反対側の端が浮いているので押し下げて枠内に収めます。

    このとき、PC本体にあるネジ穴とSSDの端のネジ穴用カーブが合っていればOKです。

  • STEP 4
    ミリネジでSSDを留める

    PC本体とSSDとでネジ穴の位置を合わせたら、そのままミリネジを差し込んで、ドライバーで締めます。

    緩んで外れないよう、しっかりと締めておきましょう!

  • Mission Complere
    裏蓋②と①を元に戻す

    外しておいた裏蓋を、②→①の順番で元通りはめて、ネジを締めたら終わりです。

ボリュームの割り当て

さて、これでPCへのSSD増設作業は完了ですが、Probook450に挿したSSDは、そのままでは使えませんでした。

ドライブとして使うにはボリュームの割り当てをする必要があったので、ここからは、PCを起動してからの操作手順をお話ししますね。

  • STEP 1
    『ディスクの管理』を開く

    スタートボタンを右クリックして、表示されたメニューの中から『ディスクの管理』をクリックします。

    ディスクの管理はこんな感じ。

  • STEP 2
    増設したSSDの『未割り当て』の上を右クリック

    まずはSSDがどのディスクなのか把握しましょう。

    ディスクの管理の画面で、『未割り当て』となっているディスクがあれば、いま増設したばかりのSSDの可能性が高いです。

    画面上ではHDDなのかSSDなのかは見分けがつかないので、増設に使ったSSDの容量などを目安に判断してみてください。
    でも、未割り当てと表示されているディスクが一つしかなくて迷わないかもしれませんが…

    ともかく、ディスクが把握できたら、未割り当てと書いてあるあたりを右クリックしてメニューを出しましょう。

  • STEP 3
    『新しいシンプルボリューム』をクリック

    SSDをドライブとして使うためにはボリュームの割当というのをする必要があるので、『新しいシンプルボリューム』をクリック。

    すると、『新しいシンプルボリュームウィザード』(以下、ウィザード)というウィンドウが表示されます。

  • STEP 4
    ウィザードの『次へ』をクリック

    ウィザードが開いたら、あとは画面の通りに進めていくだけでOKです。

    『次へ』をクリックして先へ進み、ボリュームサイズの指定画面でも、特に変更せず『次へ』をクリック。

  • STEP 5
    ドライブ文字またはパスの割当

    ドライブ文字またはパスの割当という画面では、増設したSSDをなにドライブにするかアルファベットを選ぶことができるので、デフォルトで選ばれているものと違うアルファベットがいい方はプルダウンから選択してください。

    私は自分の環境でデフォルト表示されていたEドライブでよかったので、特に変更なく『次へ』をクリックしました。

  • STEP 6
    パーティションのフォーマット

    真新しいSSDなので、初めて使うときにはフォーマットをしなくてはいけません。

    画面に表示されている『このボリュームを次の設定でフォーマットする』の内容をご希望に応じて変更してください。

    私はデフォルトの通りで問題なかったので、また特に変更せずに『次へ』をクリックしました。(問題ないというより分からなかったのでそのままにした次第…笑)

  • Mission Complere
    ウィザードの完了

    シンプルボリュームウィザードの完了という画面までたどり着けば、あとは『完了』ボタンを押すだけで設定終了です。

これでようやく、新しいSSDをPCのドライブとして使えるようになりました。

PCからも、Eドライブがうまく認識できています。

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まとめ

私にとって初めてのSSD増設作業でしたが、意外とスムーズに進んだのでよかったです。躓いたのは、ミリネジ買ってなかったことぐらい(笑)

この記事が、Probookをお持ちの方のSSD増設の参考になれば幸いです。

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Helga

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日の出てるうちに出歩くとメチャクチャ消耗するよね…
そんな、夜行性×インドア派な人。
極力外出したくないズボラの民なので、
このコロナ禍でも割りとノーダメージに暮らしてます。

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